NH、セントレア移転で国内線65便に、内際乗継利便も考慮したダイヤに
全日空(NH)は来年2月の中部国際空港開港に伴い、国内線・国際線の乗り継ぎなどについて新サービスの発表会を開催した。この中でNH代表取締役の大橋洋治氏は「アジアでナンバーワンの航空会社を目指すにあたり、12月の羽田空港、2月のセントレアとそれぞれの移転は2004年度の施策の中で最重要課題。国内線強化を目的として中日本エアラインがANA便として運航することで現在の17路線が22路線65便に飛躍的に拡大する」として国内線ネットワークの向上を強調。国際線についても、ソウル線、上海線を就航し、内際兼用の機材を投入し、運航効率を高めるほか、国際線もスターアライアンス各社と共同でネットワーク向上を図る。
NHはこの席上、名古屋/新潟線を1日3往復、名古屋/松山線を1日4往復で中日本エアライン(セントレア開港に伴い、エアーセントラル)運航とすることで国内21都市、出発ベースで65便運航を表明。国際線はNHのコードシェア、およびスターアライアンス各社で71便となる。こうした国内線の路線展開について、ユナイテッド航空中部地区旅客営業部長の大山直基氏は「サンフランシスコ便は中部の業界の反応は良好。デスティネーションとしてもラスベガスやロサンゼルスだけでなく、東部へも足を伸ばすことが出来る。また、乗継需要はセントレアと同行した九州地区のセールスミッションにおいても好評で、アジアのハブ空港より関心が高い」と語る。現時点でほぼ最終確定した便数だが、一部航空会社からホールセール商品については「決定するまで、手を出しにくい部分もあった」という声もあり、国内線ネットワークを活用した中部地域以外での旅行商品の造成の働きかけはこれから本格化するところもある。
▽NHのセントレアのテーマ
NHはセントレアの開港にあたり、「Door to ANA」をテーマとして、利便性の訴求を進める。国内線については(1)陸から空、空から空のネットワーク(Network)、(2)既に発表しているチケットレスサービスを主体とするeサービス(E-service)、(3)来年5月から導入する新ユニフォーム(Wear)の頭文字NEWを標語とする。特に(1)については、セントレア開港に合わせ、名古屋鉄道(名鉄)の名古屋駅、金山駅の構内に国内線搭乗鉄好きが出来る自動チェックイン機をそれぞれ2台ずつ設置する。また、NHが運航する札幌線7便、福岡線13便と名鉄が運航する空港特急と最短の乗継時間25分とするダイヤを編成し、利便性を追及する。
NHはこの席上、名古屋/新潟線を1日3往復、名古屋/松山線を1日4往復で中日本エアライン(セントレア開港に伴い、エアーセントラル)運航とすることで国内21都市、出発ベースで65便運航を表明。国際線はNHのコードシェア、およびスターアライアンス各社で71便となる。こうした国内線の路線展開について、ユナイテッド航空中部地区旅客営業部長の大山直基氏は「サンフランシスコ便は中部の業界の反応は良好。デスティネーションとしてもラスベガスやロサンゼルスだけでなく、東部へも足を伸ばすことが出来る。また、乗継需要はセントレアと同行した九州地区のセールスミッションにおいても好評で、アジアのハブ空港より関心が高い」と語る。現時点でほぼ最終確定した便数だが、一部航空会社からホールセール商品については「決定するまで、手を出しにくい部分もあった」という声もあり、国内線ネットワークを活用した中部地域以外での旅行商品の造成の働きかけはこれから本格化するところもある。
▽NHのセントレアのテーマ
NHはセントレアの開港にあたり、「Door to ANA」をテーマとして、利便性の訴求を進める。国内線については(1)陸から空、空から空のネットワーク(Network)、(2)既に発表しているチケットレスサービスを主体とするeサービス(E-service)、(3)来年5月から導入する新ユニフォーム(Wear)の頭文字NEWを標語とする。特に(1)については、セントレア開港に合わせ、名古屋鉄道(名鉄)の名古屋駅、金山駅の構内に国内線搭乗鉄好きが出来る自動チェックイン機をそれぞれ2台ずつ設置する。また、NHが運航する札幌線7便、福岡線13便と名鉄が運航する空港特急と最短の乗継時間25分とするダイヤを編成し、利便性を追及する。