CO、来年末まで全面eチケット化、紙の発券は5500円の手数料徴収へ

  • 2004年10月5日
 コンチネンタル航空はeチケット利用の促進を目的に、来年1月1日から紙の航空券の発券1件に対し、5500円の手数料を徴収する。既にアメリカにおいては、紙の航空券の発券に手数料を徴収していたが、今回の決定では全世界を対象とし、既にポルトガル、スペイン、アイルランド、イタリア、ノルウェイ、英国などのヨーロッパ諸国で適用を開始しており、11月1日からブラジルを除く南米、カリブ海諸国、1月1日からアジア諸国へと拡大する。COによれば現在、日本地区コールセンターで直接予約、発券する旅客の約90%、旅行会社経由の予約発券は約50%がeチケットを利用している。先ごろIATA決議による2007年までの全面eチケット化に先立ち、COは2005年12月末まで全面的なeチケット化を目指す。
 なお、手数料を課す航空券は基本的に全てに適用。例外として認められる航空券はeチケットに対応していない他社航空会社を含む旅程、幼児割引運賃など一部となっている。