近ツー・HIS、GWの予約状況は比較的好調な滑り出し、ハワイが順調

  • 2004年3月18日
 近畿日本ツーリスト、エイチ・アイ・エスはそれぞれ、ゴールデンウィーク期間(4月24日から5月5日・近ツーは25日から)の予約状況を明らかにした。これによると、近ツーのホリデイは前年比89%増、2002年比19%増、HISは前年比2割増で推移している。今年は4月30日に休暇を取得した場合、29日から5月5日まで7連休となる長期休暇となることから、業界での期待も高い。
 近ツーの最も多い出発日は5月1日で、4月29日がこれに続く。帰国日は5月4日、5日、また8日と9日も混み合っている状況だ。デスティネーションではモルジブやバリ島、マレーシアのリゾートなどの日程的に余裕のある商品の人気が高いという。方面別ではモルジブが前年比200%増、ニュージーランドが140%増、ハワイが87%増、オーストラリアが70%増などとなっている。
 HISは4月29日の出発が混んでいるほか、5月1日、2日も同様だ。また、4月27日、28日、30日など価格が下がる前後も予約が多くなっている状況だ。デスティネーションとしてはハワイが1位、次いでグアム、ニューヨーク、バリ島、イタリアなどとなっている。また、7位にはコタキナバルが入ってきており、自然を体験するツアーをはじめ、目的性の高いツアーの人気が高まっていることを裏付けている。