BC、第1四半期決算は前年同期比で赤字を縮小、羽田/仁川間は継続

  • 2004年3月15日
 スカイマークエアラインズ(BC)の平成16年10月期第1四半期(平成15年11月1日〜平成16年1月31日)の決算で事業収益は前年比66.1%増の74億4700万円、営業損益は2億円の赤字(前年同期:3億200万円の赤字)、経常損益は2億4000万円の赤字(同:3億4200万円の赤字)、当期純損益は2億6000万円の赤字(同:3億3300万円の赤字)となった。営損、経常、純損益とも前年同期の赤字幅を縮小している。
 このうち、主力となる旅客収入は69億8900万円と前年比で61.8%増。増加の要因は主に羽田/福岡線、羽田/鹿児島線の増便によるもの。また、羽田/仁川の国際チャーター便は運航開始から1年半が経過し、認知度の向上と定着が図れているとBCでは分析。これを踏まえ、採算性を見込み、今後も継続して運航する方針だ。なお、各路線の搭乗率は下記の通り。

▽BCの搭乗率(11月/12月/1月/平均)
東京/福岡線  75%/64%/62%/66%
東京/鹿児島線 72%/54%/55%/59%
東京/青森線  38%/ −/− /38%
東京/徳島線  50%/32%/36%/37%