JAL・ANAグループ、欧州・アジア線で週末運賃を新設、平日から増額
JALグループの日本航空(JL)、日本アジア航空(EG)、JALウェイズ(JO)、ANAグループの全日空(NH)、エアーニッポン(EL)、エアージャパン(NQ)は2004年度の日本発着IATA国際航空運賃を申請した。適用となるのは欧州線とアジア線の普通運賃で、両グループとも新運賃となる週末運賃を導入する。週末運賃は欧州線が日本を日曜と月曜に出発、欧州を金曜と土曜に出発する場合、また、アジア線が日本を土曜、日曜、月曜に出発、アジアを金曜、土曜、日曜に出発する場合に適用するもの(JALグループのインド線は日本発が日曜と月曜発、インド発が金曜と土曜発)。週末運賃は平日運賃に欧州線は片道2万円、アジア線は片道1万円を加算する。なお、JALグループの中東線とオセアニア線、韓国線、グアム・北マリアナ諸島線は適用外である。新運賃は政府認可を得た上で、4月1日から施行する予定だ。