BC、下期に半期ベースで初の黒字、今期は通期の黒字化が目標
スカイマークエアラインズ(BC)の平成15年10月期(平成14年11月1日〜平成15年10月31日)は売上高が前年比46.4%増の225億5400万円、営業利益は2億9100万円の赤字、計上利益は5億7600万円の赤字、当期純利益は7億9400万円の赤字であった。前期の東京/福岡線の増便で供給量が前年比8.5%増となり、旅客はそれを上回る16.4%増の104万112人、搭乗率は72.4%を記録。また、徳島線に参入するなど、輸送力の増強を図ることで売上高の増加となった。この下期は半期ベースで初めて黒字を確保したが、上期には機体の亀裂、下期では米ドル建資産の評価損を計上、通期では赤字となった。
今期の予測は売上高で329億円、経常利益で10億円、当期純利益で9億8000万円と初の通期黒字化を目指す。特に、東京/福岡線ではビジネス客の認知度が向上していることから搭乗率は通期で64%と今期から減少を見込むものの、客単価の上昇により、増収を達成する狙いだ。
今期の予測は売上高で329億円、経常利益で10億円、当期純利益で9億8000万円と初の通期黒字化を目指す。特に、東京/福岡線ではビジネス客の認知度が向上していることから搭乗率は通期で64%と今期から減少を見込むものの、客単価の上昇により、増収を達成する狙いだ。