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UA、太平洋路線のRPMが改善、ハワイ線は00年実績が当面の目標

  • 2003年12月8日
 ユナイテッド航空(UA)の日本路線を含む太平洋地区のロードファクターが上向きに推移している。6日、スターアライアンスの記者会見の席上、UA太平洋地区副社長のマーク・シュワブ氏が語ったもの。特に太平洋路線の有償旅客マイル(RPM)は10月が前年同月比で0.7%増の18億7351万1000RPM、11月は5.5%増の18億3667万4000RPMと上昇しており、「太平洋路線に限れば収益も改善する方向だ」とシュワブ氏は言う。ただし、今後の見通しについては「ビジネス需要の改善が現在の状況を支えているが、間際化が進んでいることで先の予約も確実に言える段階ではない」と語り、慎重に需要の取り込みを図る姿勢を示した。また、好調な路線としてハワイ線をあげ、「成田発、関西発とも前年同月比で増加を示している。今後は2000年の実績を上回ることを目標にする」と語った。
 なお、UAの11月の実績は下記の通り。

▽UA太平洋路線の運航実績(11月)
有償旅客マイル 18億7351万1000RPM/5.5%増
提供座席マイル 21億8260万4000ASM/4.6%減
ロードファクター 84.2%/8.1ポイント増

▽UA太平洋路線の運航実績(10月)
有償旅客マイル 18億7351万1000RPM/0.7%増
提供座席マイル 22億4160万5000ASM/6.3%減
ロードファクター 83.6%/5.9ポイント増