UA、国内線の全機体でフライト中のEメール送受信が可能に

  • 2003年11月14日
 ユナイテッド航空(UA)はアメリカ国内線全線で、フライト中のEメールやインスタントメッセージの送受信を可能にした。メールサービスのシステムはベリゾン・エアフォン社の「ジェットコネクト」を使用。UAは昨年12月からアメリカ国内線のボーイング767型機に同システムを搭載、今年5月からは同システムのメールサービスを試験的に導入しており、このほど、国内線で使用する全ての機体への搭載を完了した。これにより、UAはアメリカ国内線において、同システム搭載機材とサービス提供路線数を最多数保有する航空会社になった。
 メールサービスは搭乗客自身のラップトップ型パソコンを座席に装備してある電話のジャックに接続して使用。同システムは特別なソフトウェアをインストールしなくても、常時利用しているダイヤルアップ方式で自身のアカウントにアクセスできるのが特徴である。