VN、副社長のファン・コク・ミン氏が来日、今後も日本市場を重視
ベトナム航空(VN)副社長のファン・コク・ミン氏が福岡/ホーチーミンシティ線の新規就航に合わせて来日、「ベトナム・セミナー」を開催した。ファン・コク・ミン氏は「現在、日本/ベトナム間の路線は週30便を就航する。これは日本人旅行者の人気デスティネーションとして支えられることが大きな要因」と語った。今後も日本市場を重視する姿勢であることから、「下期から新たに購入するボーイング777を成田線に導入し、2004年までにリースで新たにB777を4機導入する」と述べた。VNによると、VN運航の成田/ホーチーミンシティ線、成田/ハノイ線の搭乗率は70%を上回る。9月の予約状況も、75%程度まで高まっている。これは、ハノイやホーチーミンだけでなく、ニャチャンのビーチリゾート、カンボジアのシェムリアップへの周遊が増加していることが主な要因。このことから、VNではホーチーミン/シェムリアップの切り込みでは半額となる料金を設定するなど、ベトナム国内路線、および近隣国との路線の接続を最大限に活用する方針だ。
セミナーには、ベトナム観光総局副会長のファム・トゥ氏も出席、「ベトナムへの日本人訪問者数は1990年代前半の約1000人から2002年は前年比50%増の約30万人まで拡大した。近いうちに50万人の訪問者数、将来的に100万人を迎え入れたい」と意欲を語った。また、トゥ氏は「世界遺産に指定されるフエの建造物群、古都ホイアン、ヒンドゥーの文化の影響を持つミーソン聖域、景観の素晴しいハロン湾をはじめ、歴史、文化、豊かな自然が残るデスティネーション。日本のお客様を迎え入れるため、サービスの質の向上、魅力的な商品開発も積極的に行っている」とアピールし、日本人訪問者数の増加に期待を示した。
セミナーには、ベトナム観光総局副会長のファム・トゥ氏も出席、「ベトナムへの日本人訪問者数は1990年代前半の約1000人から2002年は前年比50%増の約30万人まで拡大した。近いうちに50万人の訪問者数、将来的に100万人を迎え入れたい」と意欲を語った。また、トゥ氏は「世界遺産に指定されるフエの建造物群、古都ホイアン、ヒンドゥーの文化の影響を持つミーソン聖域、景観の素晴しいハロン湾をはじめ、歴史、文化、豊かな自然が残るデスティネーション。日本のお客様を迎え入れるため、サービスの質の向上、魅力的な商品開発も積極的に行っている」とアピールし、日本人訪問者数の増加に期待を示した。