旅行業セミナー、OL層に向けてアジア雑貨とアーユルベーダを提案

  • 2003年3月8日
 トラベルビジョンとスリランカ航空(UL)は第8回旅行業セミナー「スリランカセミナー」を7日、東京・航空会館で開催した。この中でクレアトラベラー編集長の林暁氏がアジア雑貨やスパ・エステが女性に人気の理由はヨーロッパ的なセンスの良さとリラクゼーションなどであると分析。同氏は「女性に受け入れられる要素を持つスリランカが、今後ベトナムや上海のように日本でブームとなる可能性は十分にある」と予測した。
 プレイガイドツアー仕入企画課の林敦子氏は、昨年スリランカを訪れた経験から、「ショッピングやアーユルベーダをはじめ、旅行市場を牽引する20代後半から30代OLが好む素材が多い。特にアジア雑貨に関しては、廉価でありながら良質なものが多く、日本女性の嗜好に即している」と語った。なお、同社では今年1月からアジア雑貨のショッピングとアーユルベーダが体験できる5日間のツアーを設定しているという。
 また、スリランカ航空旅客営業の大場宏氏は、モルディブがハネムーンの地として人気が高いことに触れ、「チャペルはないがビーチサイドやレストランで挙式が可能。1島1リゾートのモルディブで、一生の思い出を作ってみることをお客様にお奨めして欲しい」と提案。さらに、東京から週2便のモルディブ・マーレへ直行便が就航するULの利便性をアピールした。