LA、ジェイバとGSA契約を締結、年間の旅客数20%増が目標

  • 2003年2月7日
 ランチリ航空(LA)はこのほど株式会社ジェイバとGSA契約を締結、2月12日からジェイバがLAの日本総代理店として営業、予約およびプロモーション活動を展開する。これに伴い日本地区の総支配人に柴崎繁氏、営業本部長に佐藤親幸氏が就任した。佐藤氏は今後の販売展開について「現在、ビジネス、レジャーのシェアは約7対3であり、LAのロサンゼルス/サンチャゴ線を基軸に日本でもビジネス客の需要は高い。ただし、今後はレジャー客の増加も実現したい」ことから、ホールセール、ハウスエージェントともきめ細かな対応をすることで、数値目標は設定していないものの「年間の旅客数20%増を目標」としている。
 なお日本からのチリへの訪問者数は年間5000人ほど、南米全体でも日本人出国者数の0.5%程度のシェアであり、「将来的にはチリを含めた南米への旅行者数の絶対数を増やしたい」という。そのため、チリのデスティネーション・セミナーやファムツアーを企画、チリ全体の露出を積極的に進める。特にパタゴニアの大自然やサンチャゴのスペイン風植民都市にイギリス、フランス、ドイツの香が漂う街並みなど多様な切り口を紹介し、「特に女性層の視点を重視しながら日本からの長時間のフライトを克服できるようにチリの知名度を高めたい」と語った。