ET、ワールドトランスポートとGSA契約を締結、日本全国で営業を展開

  • 2003年1月22日
 エチオピア国営航空(ET)はこのほど、ワールドトランスポートネットワーク(WTN)とGSA契約を締結した。これは、2002年の日本人エチオピア訪問者数は約2500人程度で、この数年は増加傾向にある。ETでは今後もさらに訪問者が増加すると見込んでおり、これに伴いETの予約、発券の件数の増加が予想され、また東京だけでなく日本全国で営業活動を展開したい意向であることから、このたびGSA契約に至ったという。今後、ET日本支社ではマーケティングや運営を行い、WTNは発券を含む予約関連業務全てを担当、セールスは共同で行う。
 WTNは今年1月に東京に設立され、4月には名古屋に開設を予定、さらに大阪を加え3拠点で営業を展開する。WTN代表取締役社長森強氏は「エチオピアはアフリカ内でも個性的な文化と歴史を持った国。今後はETをPRしていくと共に、エチオピアという新しいデスティネーションの魅力を紹介していきたい」と意欲をみせた。同社は今年を「エチオピア・イヤー」としてエアーだけでなく、現地ランドオペレーター「グリーンランドツアー」との業務提携を完了したことからランド手配のサポートも行う。なお、両社での営業により2003年の日本からの旅行者数を3000人にまで増加させたいとしている。