JLとNH、年末年始の国際線輸送実績はホノルル線が好調

  • 2003年1月8日
 JALグループおよび全日空グループの2002年度年末年始期間(2002年12月20日〜2003年1月7日)の国際線輸送実績が出揃った。JALグループは、提供座席数が前年比12.3%増の56万5967席、輸送人員は11.1%増の39万5981人となった。JALウェイズ(JO)含む日本航空(JL)は16.2%増の49万9739席、輸送人員は14.1%増の35万2744人、利用率は70.6%であった。方面別でも12月に台風の直撃にあったグアム以外は全て前年比増となり、特に中国線は43.1%増の2万4202人、ホノルル線は39.9%増の7万4343人となっている。なお、国内線輸送実績は提供座席数が前年比0.7%増の390万8868席、輸送人員は2.4%増の252万2398人であった。
 また、全日空グループは提供座席数が前年比9.9%増の28万3087席、輸送人員は15.4%増の20万8271人、利用率は73.6%となった。グループ全体で提供座席数の増加に比べ輸送人員の増加が上回る好調さであった。エアージャパン(NQ)含む全日空(NH)は提供座席数が7.4%増の27万1042席、輸送人員は12.5%増の19万9239人、利用率が73.5%である。方面別ではホノルル線を含むアメリカ線で座席数が3.6%増の5万8033席、輸送人員が17.1%増の4万7346人、利用率が81.6%となった。国内線輸送実績は提供座席数が前年比2.6%増の397万9676席、輸送人員は8.6%増の251万5691人であった。NHによれば、1月1日の乗り放題運賃の設定日には18万1224人が利用したという。