日系航空会社、2003年4月1日からIATA運賃を3%程度の値上げ

  • 2002年12月26日
 JALグループ、全日空グループの日系航空会社は2003年4月1日からの国際航空運送協会(IATA)の運賃を国土交通省にそれぞれ申請した。これはIATA運賃調整会議で採択された協定に基づくもの。JALグループでの主な改正は北米・カリブ線の普通運賃でファーストクラス、ビジネスクラスをそれぞれ3%、エコノミークラスで2%値上げし、週末運賃としてハワイ便と制限付きエコノミークラスを除き平日運賃に2万円を追加する。またアジア・オセアニア線ではグアム・北マリアナ諸島便の制限付きエコノミークラスを除く全クラスで3%値上げする。
 また、全日空グループでも太平洋線のファーストクラス、ビジネスクラスをそれぞれ3%、エコノミークラスで2%値上げ、ハワイ便を除き週末運賃を導入、アジア線でもグアムの制限付きエコノミークラスを除き全てのクラスで3%値上げする。