国交省、2003年度の観光関連予算案はVJCの20億円など50%増
国土交通省総合政策局観光部は2003年度の観光関連の予算案の概要を発表した。今回の予算案において財務省「メリハリの効いた予算配分」が重要となっており、「活力ある社会・経済の実現に向けた新重点4分野」の個性と工夫に満ちた魅力ある都市と地方の分野で観光部の要求する「ビジット・ジャパン・キャンペーン(VJC)」が新規に20億円が認められた。これは22日の復活折衝の際に認められたもの。観光部関連の予算では2002年度予算33億円に対し2003年度の政府案では55.1億円と50%増を確保、経済情勢の厳しい中の予算案では観光施策の重要性が認められたものとなっている。予算要求概要でVJCは30億円の新規予算の要求が20億円の予算案となったことに関し観光部は、成田空港および関西空港の受入れ整備として5億円の予算が付いていることをはじめ国土交通省の予算全体を見た場合、約30億円となることから観光部以外の部レベルでの協力体制が不可欠であるとしている。
また、今回の予算で観光部に2課の新設を要求、そのうち「国際観光推進課(仮称)」の新設が認められた。今後観光部企画課を母体に2名の増員を行い、予算の成立を待って発足する予定。
なお、2002年度の補正予算案も併せて公表され、VJCは市場調査および全国で開催する会議、イベント費用として2億5100万円、公営の宿泊施設や案内板の施設整備などの観光インフラ整備事業1億9300万円など観光部関係で要求額の8億6100万円のうち6億6800万円が認められた。
また、今回の予算で観光部に2課の新設を要求、そのうち「国際観光推進課(仮称)」の新設が認められた。今後観光部企画課を母体に2名の増員を行い、予算の成立を待って発足する予定。
なお、2002年度の補正予算案も併せて公表され、VJCは市場調査および全国で開催する会議、イベント費用として2億5100万円、公営の宿泊施設や案内板の施設整備などの観光インフラ整備事業1億9300万円など観光部関係で要求額の8億6100万円のうち6億6800万円が認められた。