NH、中間決算でホテル売却損290億円計上、通期予想を大幅修正
全日空(NH)の平成15年3月期の中間連結決算(平成14年4月1日〜9月30日)は、売上高が昨年同期比2.6%減の6221億3400万円、営業利益が66.2%減の149億2800万円、経常利益が81.2%減の60億1200万円で中間純損失は81億500万円であった。海外ホテル株式の売却に伴い特別損失290億円を計上した。
今中間期の航空運送事業・国際線旅客では成田をハブとした国際線を整備、特に成田の新滑走路を使用し成田/台北線、成田/アモイ線の新規開設など近距離アジア路線を拡充した。ボーイング767-300型機をアジア路線に順次投入、客室装備のリニューアルを進めた。NH単体では売上高が2.5%減の4777億3500万円、営業利益が70.7%減の104億8200万円、経常利益が87.5%減の31億1200万円、中間純利益は5.9%減の100億8800万円であった。
一方、旅行事業ではヨーロッパ方面で専用デラックスバス「スーパービスターナ号」を利用した商品をはじめ、高品質・高付加価値の商品を企画、販売したが、北米向け商品の落ち込みで取扱旅客数および販売額とも昨年同期を下回った。旅行事業の売上高は前年比1.7%増の856億円、営業利益は36.8%減の4億円であった。なお、ホテル事業の売上高は2.3%減の386億円、営業利益は361.9%増の3億円。なお、平成15年3月期通期では期初予想から大幅修正し、売上高1兆2300億円、経常損失30億円、純損失180億円を見込む。
今中間期の航空運送事業・国際線旅客では成田をハブとした国際線を整備、特に成田の新滑走路を使用し成田/台北線、成田/アモイ線の新規開設など近距離アジア路線を拡充した。ボーイング767-300型機をアジア路線に順次投入、客室装備のリニューアルを進めた。NH単体では売上高が2.5%減の4777億3500万円、営業利益が70.7%減の104億8200万円、経常利益が87.5%減の31億1200万円、中間純利益は5.9%減の100億8800万円であった。
一方、旅行事業ではヨーロッパ方面で専用デラックスバス「スーパービスターナ号」を利用した商品をはじめ、高品質・高付加価値の商品を企画、販売したが、北米向け商品の落ち込みで取扱旅客数および販売額とも昨年同期を下回った。旅行事業の売上高は前年比1.7%増の856億円、営業利益は36.8%減の4億円であった。なお、ホテル事業の売上高は2.3%減の386億円、営業利益は361.9%増の3億円。なお、平成15年3月期通期では期初予想から大幅修正し、売上高1兆2300億円、経常損失30億円、純損失180億円を見込む。