SB、日本市場の需要を見込み新機材A330投入、輸送力を20%増強

  • 2002年11月19日
 エア・カレドニア・インターナショナル(SB)の代表取締役兼CEOジャン−ミッシェル・マッソン氏が来日、エールフランス航空(AF)の日本支社長ベルナール・アンケ氏と共に2003年3月30日からSBが運航する成田/ヌメア線の展望を語った。AFのアンケ氏は現在の成田/ヌメア線について「9.11事件以降、ニューカレドニアが治安の良いデスティネーションとして再評価されていることから搭乗率も比較的堅調に推移、現時点の輸送人数は2001年に比べ5%ほど増加している」と説明。これを受けSBのマッソン氏は「日本市場は需要も堅調で今後も期待が持てる。現在よりも輸送力のある新機材を導入し、関東一円の多くの旅客を取り込みたい。日本での営業、販売はAFとパートナーシップを組み、大阪での成功を踏まえ、関東でも展開したい」と語った。SBは機材をAFが現在運航するA340からA330-200に変更、座席数を240席にし、以前より20%ほど増加した。
 なお、SBが運航する関空/ヌメア線、成田/ヌメア線ともにAFとのコードシェア便になり、AFはSBの営業総代理店として営業、マーケティング、販売促進を担当する。