JL・JD、統合後の新ブランドアイデンティティを発表

  • 2002年9月17日
 日本航空(JL)と日本エアシステム(JD)は10月2日に発足する新JALグループの新ブランドアイデンティティを発表した。新しいブランドマークは、21世紀の日本を代表するエアラインにふさわしいグローバルデザインを基本コンセプトに、テーマ「The Arc of the Sun(太陽のアーク)」に基づいて黒色でJALとかかれた中央に、従来のJALマークと同様の赤色と銀色でカラーリングした円弧が空に向かって上昇するように描かれているデザインだ。10月2日から4つの主要空港の統合案内カウンターに掲出、支店カウンターなどへ順次導入し、11月中旬から新デザインの機材が就航する予定。また、新グループ会社のロゴマークや提供する商品にも導入していく。ただし、客室乗務員や地上勤務者員の制服は2004年4月を目処に新デザインに変更する予定。JL代表取締役社長の兼子勲氏は「企業の姿勢が問われる現代においてブランド価値は重要で、ブランドアイデンティティはお客様に対して新JALグループが目指す方向性を示すものだ。今後もお客様の「よろこび」にこだわってブランドを作り上げていく」と、統合に向けた新たな決意を述べた。
 新ブランドアイデンティティの詳細やマークはJLウェブサイト(http://www.jal.co.jp)へ。