CX、今年上期は好調、今後も質を重視したサービスを提供
キャセイパシフィック航空(CX)は2002年度下期の展望を語った。CXの上期の最終利益は14億1200万香港ドル(約214億6000万円)の黒字であり、日本市場では正規往復割引運賃「はやトクん」の売上が好調であるという。札幌からも新たに女性2人以上を対象とした「レディーススペシャル」、シニア層を対象とした「2人で100歳」のスペシャル設定日を設け、日本市場における需要の増加に期待をよせている。下期のプロモーションは「香港まるごと特典ブック」と、ビジネストラベラーをターゲットにした「ダブル・アジア・マイル・キャンペーン」の2つを展開。特に「ダブル・アジア・マイル・キャンペーン」では月に25万マイル、総マイル数にして150万マイルを抽選で1人に加算する特典も盛り込んでいる。
また、先ごろCX日本支社長に就任したエイドリアン・ゲイン氏は今後の日本支社の戦略を語った。同氏は以前ヨーロッパ地区でリージョナル・マネージャーを務めており、ヨーロッパ地区と比べると日本を含めたアジア圏の国際線市場はそれほど格安航空券の影響を受けておらず、また格安航空会社が乗り入れることが可能な空港が点在しないことから、CXでは今後もアジア地域において価格よりもサービスの質を重視し、フルサービスを提供していくと語った。
また、先ごろCX日本支社長に就任したエイドリアン・ゲイン氏は今後の日本支社の戦略を語った。同氏は以前ヨーロッパ地区でリージョナル・マネージャーを務めており、ヨーロッパ地区と比べると日本を含めたアジア圏の国際線市場はそれほど格安航空券の影響を受けておらず、また格安航空会社が乗り入れることが可能な空港が点在しないことから、CXでは今後もアジア地域において価格よりもサービスの質を重視し、フルサービスを提供していくと語った。