エイチ・アイ・エスの7月の総取扱高は前年比5％減の198億8500万円であった。内訳は海外旅行が5.5％減の192億8600万円で、国内が16.9％増の5億9900万円。海旅の取扱高は5月に4.5％増をテロ後初めて記録したが、6月はＷ杯の出控えの影響で2.7％減と再びマイナス成長となっており、7月はW杯の影響による夏季旅行の予約の出遅れと景気低迷による個人消費の減少により、さらにマイナス幅が広がった。7月下旬以降の予約状況に関しては前年並に回復しつつあるものの、低価格商品への人気が集まっているという。また、8月よりも割安感があるため9月出発の予約が順調に推移している模様だ。