ユナイテッド航空（UA）は2003年末をもって全ての航空券をEチケットに変更する。米国内においては2003年7月中にペーパーチケット発行を完全に廃止し、2004年1月からは国内線・国際線を問わず全ての便についてEチケットのみの発行になる。なお、今年の8月1日からは米国及び米バージン諸島、プエルトリコにおいてUAのEチケット対応路線でのペーパーチケット発行を希望する搭乗客には20ドルの手数料を徴収している。
　UAは1994年に搭乗客の空港での手続きの簡素化を図る目的でEチケットを導入、ＩＴ技術を有効活用することで乗客サービスの峡かを図っている。空港においてはEチケット利用者の為の「EasyCheck-in　セルフサービス」を米国内の主要9空港に設置、今後は米国内だけでなく、国外の空港にも展開していく予定だ。