JALグループの6月の国際線輸送人数は前年比11.2％減の112万7948人であった。3月から5月までは前年実績のマイナス5％台を推移していたが、今回は3ヶ月ぶりに縮小幅が2桁となった。JALウェイズ含むJALは10.2％減の102万782人、JAAは19.2％減の10万7166人であった。JAL(JALウェイズ含む)の方面別で昨年を上回るのは3月から20％台の増加を記録する中国線の28.5％増、オセアニア線の15％増、欧州線の0.9％増で、逆に韓国線は43.7％減で利用率も49.2％でW杯の影響を大きく受けた。なお、JALグループの上半期(2002年1月から6月）の国際線輸送人数は前年比7.7％減の665万8712人である。