JL、機内でリアルタイムのEメール送受信を実現するネット接続整備へ

  • 2002年7月22日
 日本航空(JL)はボーイング社のビジネスユニットの一つであるコネクション・バイ・ボーイング(CBB社)と、機内でのリアルタイムEメール送受信を目指したインターネット接続サービス実現に向けた基本合意を行なった。CBB社のEメールの送受信とインターネット接続は、衛星を利用したブロードバンド回線を通じて世界で初めてリアルタイムで提供されるサービスである。同サービスが実現すると、JLの乗客は自身の情報端末(パソコン、PDA等)を通じて、機内のサーバーに定期的に届けられる最新ニュースや天気予報等の情報閲覧(無料)、機内のサーバーに蓄積したWebコンテンツへのアクセス(無料)ができるほか、家庭やオフィスで使用しているアドレスでのEメールの送受信やインターネット接続(有料)が可能になる。今後、CBB社と具体的な協議を進め、2004年中に長距離国際線でサービス提供を開始し、他の路線へ拡大したい考えだ。