JL・JD、10月からの国内線割引運賃設定、対象路線を拡大
日本航空(JL)と日本エアシステム(JD)は7月22日、今年10月から2003年3月までの国内線運賃について国土交通省に届出をした。事前航空割引き運賃はJLの「前売り21」に、特定便割引き運賃はJDの「特便割引」に名称を統一し、競合他社が優位な便数を持つ路線を中心に積極的な割引き設定をしている。例えば特便割引は9路線・77便で新規設定、24路線125便で割引き率を拡大し、合計592便で設定、前売り21では40路線、282便を新規に設定して合計566便に拡大した。そのほか、インターネット運賃もJLの「e割」に名称を統一した。一方、期間限定のバーゲン型運賃については名称認知度が高いことから現状の名称(JL:バーゲンフェア、JD:JASウルトラ割引)を継続、毎月約1週間以上(2社合計で86日間)設定している。なお、航空保険特別料金は航空保険料の値下がりを反映し、10月1日搭乗分から1人一区間400円に改定、国際線については一人方道4.2ドルに変更する。