AY、IBMと提携、5年後にチケット販売半数のネット化を目指す
フィンランド航空(AY)はITシステムの構築とeビシネス技術開発のパートナーとしてIBMと提携し、今後10年間で4億ドル(約480億円)の契約を締結した。提携により推進・強化するのは、ワイヤレス・チェックイン(インターネット、携帯電話からのチェック・イン)や、航空券のペーパーレス化を図るeチケッティング、インターネットと携帯端末によるチケット販売。さらにIBM、AYそれぞれの専門技術や業界ノウハウが集結するイノベーション・センターを設立し、従来以上に利便性の高い顧客向けのeビジネス・サービスの開発を進めていく。AYでは、2006年までにチケット販売の50%以上をインターネットで行うことを目標にしている。