主要旅行会社の海外旅行、上期9%増 1~6月すべて前年超え、取扱額6976億円

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 観光庁がまとめる主要旅行業者の海外旅行取扱額は、2026年1~6月の上半期累計で6975億5878万円となり、前年同期相当の6390億6005万円から9.2%増加した。海外旅行の取扱額は1月から6月まで6カ月すべてで前年同月を上回り、主要旅行会社の取扱実績では回復基調が続いた。

 上半期の旅行取扱額全体は1兆8880億2429万円で前年同期相当比3.9%増。内訳では国内旅行が1兆649億1855万円で1.1%増、外国人旅行は1255億4696万円で0.3%減とほぼ前年並みだった。海外旅行は9.2%増と3区分で最も高い伸びとなり、全体の増加額約700億円のうち約585億円を占めた。

主要旅行業者の2026年1~6月旅行取扱額
区分 2026年1~6月 前年同期相当 前年同期比
海外旅行 6,975.6億円 6,390.6億円 109.2%
外国人旅行 1,255.5億円 1,258.8億円 99.7%
国内旅行 10,649.2億円 10,530.7億円 101.1%
合計 18,880.2億円 18,180.2億円 103.9%

※観光庁「主要旅行業者の旅行取扱状況速報」の各月公表値を本紙が単純合算。金額は億円単位で四捨五入。

 月別では、1月が前年同月比111.5%、2月107.0%、3月108.1%、4月121.3%、5月102.4%、6月107.6%となった。すべての月で前年実績を上回り、特に4月は21.3%増と上半期で最大の伸びを記録した。5月には2.4%増まで伸びが鈍化したものの、6月は7.6%増へ再び伸び率を高めた。

海外旅行取扱額の前年同月比(2026年1~6月)
破線=前年同月(100%)
1月
111.5%
2月
107.0%
3月
108.1%
4月
121.3%
5月
102.4%
6月
107.6%

※横棒は0~125%表示。出典:観光庁「主要旅行業者の旅行取扱状況速報」

 一方、募集型企画旅行に限ると、海外旅行の上半期取扱額は1527億4680万円で前年同期相当比5.4%増、取扱人数は40万551人で3.5%増となった。金額、人数とも前年を上回ったものの、海外旅行全体の取扱額の伸び率9.2%には届かなかった。

 直近の6月を見ると、海外旅行の総取扱額は1220億5125万円で前年同月比7.6%増。一方、募集型企画旅行の海外旅行は取扱額が284億6284万円で3.9%減、取扱人数も5万9302人で9.2%減となった。海外旅行全体が前年を上回る中で、募集型企画旅行は金額、人数とも前年割れしており、回復の中身には差もみられる。