ジェイアイ保険の25年度海旅保険事故データ、治療・救援が割合低下も5割占める

  • 2026年8月8日
  • 出典:トラベルニュース社

JTBグループのジェイアイ傷害火災保険は7月16日、2025年度(25年4月―26年3月)の海外旅行保険事故データを公表した。海外旅行中に何らかの事故で保険を利用した人の割合は「22人に1人」に相当する4・5%で、前年度(21人に1人)より0・2%低下した。

保険金の支払件数を補償内容別に見ると、最も多かったのはケガや病気の治療費、医療搬送費などを補償する「治療・救援費用」で全体の51・8%を占めた。前年度比5・8%減。次いで、手荷物の盗難や破損を補償する「携行品損害」27・3%で同2・6%増加した。欠航など予期せぬ出費に対応する「旅行事故緊急費用」13・0%が続く。

地域別では、アジア・オセアニアで「治療・救援費用」の割合が高く、7割を超える。グアムやサイパン、アフリカでは「携行品損害」、ヨーロッパや北米、中南米では「旅行事故緊急費用」の割合が目立った。

治療・救援費用300万円以上の高額な保険金支払いが発生した事例も世界各地で報告された。ハワイでは足のケガなどによる入院で2530万円に上ったケースも。

同社は、クレジットカード付帯の保険や無保険で海外渡航する人が一定数いることに触れ、「海外では保険による支払い保証がなければ治療を受けられないケースもある」として、無制限補償など充実した内容の保険加入を勧めている。海外旅行保険への理解と備えを呼びかけるため、事故データを毎年公表している。

情報提供:トラベルニュース