カンタス航空(QF)は､5月16日の「旅の日」を前に「旅に期待するもの/求めるもの」をアンケート調査し､その結果を公表した｡アンケートは､「旅に期待するもの/求めるもの」を「感動」､「体験」､「いやし」､「出会い」､「その他」の5つから選択､回答は全国からはがき､電子メール､携帯サイトなどを通じ､計1万6167通が集まった｡第1位は「感動」で5631票(34.8%)､続いて「体験」4277票(26.4%)､「いやし」4225票の(26.1%)､「出会い」1078票(6.6%)と続いた｡
　旅に「感動」を求める理由として､「見たことのない海外の景色や空気に触れたい」など日本で味わえない雰囲気を楽しみたいとの意見が多く寄せられ､海外旅行全般の潜在的需要の高さが伺える｡また､2位の｢体験｣のコメントに､「訪問した土地でしか出来ない体験をしたい」との声が多く､物見遊山的な観光地を巡る旅行からの脱皮､3位の「いやし」は､滞在地でゆったりと過ごしたい層が増加していると､QFは分析する｡