「日豪観光交流促進協議」がパースで開催、官民キーパーソンが集結、相互交流拡大へ連携強化

  • 2026年2月9日

 オーストラリア政府観光局は2月6日、西オーストラリア州政府観光局、オーストラリア外務貿易省、オーストラリア貿易投資促進庁、オーストラリア内務省の協力のもと西オーストラリア州パース(ボールー)で「第11回日豪観光交流促進協議」を開催した。日豪観光交流促進協議は観光分野での日豪間の協力関係を強化し成長に向けた機会や課題について議論する場として2年から3年ごとに日豪交互に実施されてきた官民合同の公式会議で、今回は2023年の長野県での開催に続くもの。

(左から)TA総局長のロビン・マック氏、西オーストラリア州観光大臣のリース・ウィットビー氏、観光庁国際観光部長の中野岳史氏

 1976年に日豪友好協力基本条約が署名されてから50周年の節目でもある今回の会議では「食体験」を主要テーマとし、西オーストラリア州観光大臣のリース・ウィットビー氏が臨席したほか、TA総局長に就任したロビン・マック氏、そして日本からは観光庁国際観光部長の中野岳史氏が参加。両国の観光業界のリーダー層も参集し、今後に向けて活発な議論が交わされたという。

 日豪間の観光市場では、昨年10月までの12ヶ月間で訪日オーストラリア人数が約104万7000人と100万人の大台を突破しただけでなく、訪豪日本人数も前年から6%近く増加して約40万9500人に達するなど好調に推移している。

 議論では、こうした中で持続可能な成長と多様な旅行体験の推進に向けて連携を強化することが改めて確認されたといい、特に50周年の記念セッションでは日豪友好協力基本条約の意義を振り返ってさらなる交流拡大と需要の地方分散の可能性について意見が交わされたという。

 また、「食体験」のテーマではオーストラリアならではのブッシュフード体験として、現地で地元食材を生かした移動式ポップアップダイニングを運営する「Fervor」のヘッドシェフ、ポール・“ヨーダ”・イスコフ氏がワークショップを実施。参加者はオーストラリア固有の食材について解説を聞きながらテイスティングし、独自の食文化を体験した。