精算は競争領域ではない──インテージテクノスフィアが語る旅行業界精算プラットフォーム構想
-既存のi-traビリングサービスとの違いや位置づけについて教えてください。
竹原 i-traビリングは、精算明細のWeb配信を強みとしてきました。新プラットフォームでは、その配信機能を活かしつつ、精算処理や照合といった業務の上流までをカバーします。i-traの良い部分を引き継ぎながら進化させていく位置づけです。
-導入を想定している主な事業者像について教えてください。
川島 大手旅行会社だけでなく、中堅・中小の旅行会社も想定しています。特に、精算業務に多くの人手を割いている事業者ほど、効果を実感しやすいと考えています。サプライヤー側についても、宿泊、観光、運輸機関を中心に幅広く対象としています。
-今後予定されている機能拡張やロードマップについて、現時点でお話しいただける範囲で教えてください。
百瀬 フェーズ2以降では、旅行会社間の提携販売における精算や、対象商材の拡大、海外精算への対応も検討しています。業界全体で使える基盤として、段階的に機能を拡張していきたいと考えています。
-最後に、この構想を通じて旅行業界にどのような変化をもたらしたいと考えていますか。
川島 精算は競争する領域ではなく、協調すべき領域です。業界共通のプラットフォームを通じて、人手に頼らない精算と分かりやすいルールを実現し、旅行業界全体のDXを前に進めていきたいと考えています。
-ありがとうございました。



