JTBは、結婚をテーマにした新サービス「ふたり紬（つむぎ）」を5月14日より高知県内の店舗にてトライアル開始する。婚活支援を通じた地域活性化と社会課題の解決を目指す。

　同サービスは婚活支援事業を手掛けるIBJの結婚相談所ネットワークに加盟し、JTBならではのホスピタリティと地域ネットワークを強みとした新サービス。地域の風土や文化を取り入れた婚活ツアーや体験を通じて自然な出会いを創出する。

　「ふたり紬」では3種のプランを用意し、利用者の希望に応じたサポート体制を提供する。「はじまり」は自主的な活動を希望する層向けに支援を最小限に抑えたプラン、「つながり」は月1回の面談を基本とした標準型、「よりそい」は月2回の面談による手厚い支援が特徴となっている。初期費用は8万8000円から、成婚料はすべてのプラン共通で22万円となる。

　成婚後は、ウエディングやハネムーン、記念日旅行などを通じてJTBが継続的に"ふたりの物語"に伴走することを想定しており、将来的には新生活やライフプラン支援サービスの展開も視野に入れている。

　なお、2026年3月末までをトライアル期間としており、順次全国の店舗にサービスを拡大する方針だ。