宿泊施設のリーダー(管理者)とスタッフが共に成長できる制度とは?-縁多 日比野元哉氏

  • 2024年2月21日

 寒さと暖かさが入り混じり着衣の選択に困る今日この頃ですが、皆さんお身体お変わりございませんか?今年は、桜の開花も例年に比べ少し早まる予報もありますが、観光に携わる私たちにはお客様の動向が気になるところですね!

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 さて、今回で四回目となりますが、これまでの記事にコメントをいただいていましたので、answer的な私なりの声をお届けできればと思います。

第一回:喫緊の課題となる宿泊施設の「人手不足」、離職率低下を実現する施策は?
第二回:社員の定着を促す「育成評価制度」とその実践法
第三回:宿泊施設にとって社員の成長支援プログラムは必須!


 まずコメントを拝読し強く感じたことは、「評価制度」という表現にネガティブな感覚をお持ちの方々が多いことです。「評価」する側もされる側も難しさがあり、実際に機能していないという理由からかもしれません。

 やはり雇用する会社側と雇用される社員側が、「評価」という言葉によって主従関係が強くなってしまうイメージが、マイナス要因=難しさを感じることに至っているのですかね。

 私も「評価制度」という仕組みに対して、「評価」という表現はできる限り排除していく必要があるということに気づきました。前回の後半でもお伝えした内容になりますが、会社と社員が共有する「目標」に対して、どれだけ近づくことができたかということがある意味評価の対象としています。

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