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オールインクルーシブに感じること、適切な入山料っていくら?-インプリージョン オダギリサトシ氏

  • 2024年2月13日

適切な入山料っていくらやろ?

さてさて
高付加価値高価格化とは
また違う話をしますけど

オーバーツーリズムを避けるため
あるいは施設等の維持管理のために
またまた環境維持のため

入山料や入島料を徴収するケースがあります。

たとえば
宮島の場合、100円
竹富島の場合、2000円で来年度から徴収予定
という料金です。

この料金について
安いやら高いやら様々な意見があるようですが
皆さんいかがでしょうか?

私は
快適さと清潔さと安全と未来のまちづくりが確保されるのであれば
料金を徴収するのは良い方向性の話だと思います。


この価格設定が難しい。。。。
宮島と竹富島でも全然料金が違うし。

通常のビジネスでも
マーケティング4Pの中でPRICEが一番難しいと思っているのに
そこに
公共性がかかわってくるのでさらに難しい。

インバウンドが増えてるねんから
円安やし2000円なんて安すぎる!
10000円でもいいぐらい!
なんて意見も見聞きします。

その意見も
わからんでもない。

とはいえ
様々な経済状況の人がいる中で
公共性のある場所が高すぎるのも無理がある。

また
そこそこの対価を支払った際に
対価に対する期待も膨らむでしょうから
ハード面ソフト面合わせた整備も求められるでしょうが
それもすぐにできるものではない。

一旦税金で整備を行い
その費用を後から料金という形で受益者が負担する
高速道路方式がいいのでしょうか?

うーん
私もまったくまとまりません。

ここで
久しぶりに皆さんに質問です。

富士山の通行料について
山梨県では2000円で調整していくように先日報道されましたが
これについてどう思われますか?

昨夏は
山梨県吉田口を14万人の人が訪れており
ご存じのように激しくオーバーツーリズムです。

2000円は安いのか
はたまた高いのか

皆さんなら
いくらの入山料が適切だと思いますか?
またどのように徴収するのが良いのでしょうか?
ご意見をコメントでお聞かせください。


オダギリ サトシ
株式会社インプリージョン代表取締役。旅行会社向けに大阪の着地型旅行商品をODM開発する他、全国各地の自治体の観光集客アドバイザーや委員を務める。大阪商工会議所ツーリズム振興委員、「世界に誇る観光地を形成するためのDMO体制整備事業」の専門人材、観光庁「広域周遊観光促進専門家」。