メトロエンジン、ホテル市場の企業やサービスまとめた「ホテル業界マップ 2024」を無料公開

 宿泊施設向けレベニューマネジメントツールを提供するメトロエンジンが、運営するホテル特化型メディア「HotelBank(ホテルバンク)」に「ホテル業界マップ 2024」を公開した。

 同社が毎年発行する業界マップは、ホテルチェーンや予約エンジン、OTA、ホールセラーなど、ホテル市場の各分野で実績がある企業・サービスをピックアップしまとめたもの。今回の2024年版では新たに「ホテル特化人材」「チャットAIボット」のカテゴリが追加された。

 メトロエンジンによる24年国内ホテル業界のトレンドでは、24年のホテル業界では人員とDXの適切な採用が実施されていくと予想されており、人員の観点では、インバウンドがコロナ前の水準に完全回復するのが24年と言われている中で、各施設で受け入れ体制の整備が必要となり、そのため、外国人労働力の登用や外国語教育の強化が推進されると考えられるという。

 DXの観点では、コロナ禍で抑制された固定費は大幅に変えずに、国内外で増大する客需に対応できる運営方式の構築が目指されると見込まれており、具体的には、スタッフに代わり顧客対応を行いインバウンドへの対応も可能な「チャットボット」や、客室の価格設定作業を自動化し収益向上も図る「レベニューマネジメント」といったシステムの導入などが挙げられる。

 業界マップはホテルバンクから無料でダウンロードが可能となっている。