長崎/上海航路を契機に訪日中国人市場掘り起こしへ

長崎を日本の新たなゲートウェイに
訪日中国人マーケット拡大へ-官民一体の取り組み

11月6日、ハウステンボスのグループ会社であるHTBクルーズの旅客船「オーシャンローズ」が、中国人船客を乗せて初めて長崎に到着した。2012年1月からを計画する本格運航により、長崎/上海をつなぐ定期航路が15年ぶりに復活することとなり、訪日中国人旅行者の増加にかかる地元の期待は大きい。エイチ・アイ・エス(HIS)代表取締役会長の澤田秀雄氏が投じる新たな一手を受けて、いかに地域を動かし、訪日中国人市場を活性化するか。長崎県の取り組みを中心に伝える。内容充実の低価格船「オーシャンローズ」 従来型商品か...