文化庁、文化芸術活動の意義を強調−自粛に対しメッセージ発出

文化庁は4月12日、東日本大震災の影響による文化芸術活動の自粛を受けて、「当面の文化芸術活動について」と題し、文化庁長官の近藤誠一氏の名前でメッセージを発出した。同庁によると、震災発生後、施設の破損や計画停電、外国人出演者のキャンセル、事業者の活動自粛などで、被災地以外でも祭りなどの地域行事や文化芸術関連の催しが中止、延期となるケースが増加しているという。メッセージでは「文化芸術は本来、私たちの心に安らぎと力を与え、地域の絆を強め、明日への希望を与えてくれるもの」と文化芸術活動の意義を強調。「縮小は...