中国人訪日旅行、回復基調か−溝畑長官、「正常にもどりつつある」

  • 2010年10月28日

観光庁長官の溝畑宏氏は10月27日の定例会見で、中国からのインバウンド需要が「正常な状態に戻りつつある」との見解を示した。中国国内では一連の尖閣諸島問題の影響で、訪日旅行やツアー募集広告の自粛要請が出ており、現在も解除されていない。しかし、10月27日現在、訪日旅行商品の広告展開も通常ベースに戻ってきていることから回復基調にあるとの分析だ。観光庁では現在、中国での広告プロモーションを自粛しているものの、来年1月以降の観光シーズンに向けて11月中旬をめどに再開する予定だ。...