8月の国際線旅客需要は6.4%増、回復鈍化−IATA調査
国際航空運送協会(IATA)によると、2010年8月の国際線旅客輸送量は前年比6.4%増となった。前年はすでに回復が始まっていたこともあり、7月と比較して3.1ポイント減となった。国際航空運送協会(IATA)事務総長兼CEOのジョバーニ・ビジニャーニ氏は、「今年上半期に見られた需要の急速な回復はすでに過去の話となった」とするコメントを発表。IATAでは、下半期の需要の鈍化は2011年まで継続するとの予測を示している。なお、8月の需要を地域別に見ると、アジア太平洋は6.2%増でほぼ全体の平均並み。最も...