観光庁、訪日外客受入整備へ戦略拠点を指定−交通情報提供や言語情報整備も
観光庁は9月9日、訪日外国人旅行者の受入環境整備に関する検討会の第1回会合を開催した。このなかで、訪日外国人3000万人プログラムの第1期である2013年度までの4年間を対象期間とし、外国人宿泊者数が多い市区町村や外国人入国者数の多い主要空港や港湾を戦略拠点と位置づけた受入環境整備を進めていく。2010年度は戦略拠点として5地域を選定。日本政府観光局(JNTO)が訪日外国人観光客に対して実施した調査の中から要望や不満の多い項目5つを重点事業分野に設定し、戦略拠点ごとに事業を実施する。また、各地域が自...