7月の国際線需要、回復鈍化も9.2%増−IATA調査、アジア太平洋は2ケタ増
国際航空運送協会(IATA)によると、2010年7月の国際線航空需要は前年比9.2%増となった。前月に続き強い伸びを示したものの、6月の11.6%増と比較するとやや伸び率は鈍化。この理由についてIATAでは、2009年7月には回復傾向が始まっていたためとしている。また、2009年第2四半期の需要は通年ベースで12%増であったのに対し、2010年7月までは8%にとどまった。IATAでは、回復基調が減速期に入ったことは明確とする一方、8%は依然として高い数値とも指摘した。地域別の航空会社の動向のうち、ア...