通訳案内士の専業率は10%、年収100万円未満38%−国交省、課題解決へ調査
国土交通省は通訳案内士の就業実態を調査し、このほど報告を取りまとめた。国交省が通訳案内士の実態を調査するのは初めてのこと。通訳案内士については観光立国推進基本計画で、2011年までに現在の23.4%増となる1万5000人に増加することが盛り込まれているが、就業機会の不足や通訳ガイドの質、無資格ガイドなど、さまざまな課題が指摘されている。そのため国交省は、就業実態を明らかにし、今後の制度運用を充実させる目的で、2月から3月にかけてアンケート調査を実施。1万403通を配布し、3446通の回答を得た。これ...