鈴木航空局長、羽田6万回は「今のところ反対ない」−成田重視の姿勢崩さず

  • 2008年6月9日

国土交通省航空局長の鈴木久泰氏は6月6日の会見で、羽田空港の国際線定期便発着枠を昼夜合計で6万回をめざす案について、「今は周辺自治体と協力して進めている。今のところ、特段反対はない」と語った。環境への影響評価で許容される40万7000回の上限に収まることもあり、「丁寧に説明していけば理解してもらえる」との考えだ。成田空港との棲み分けについては、「成田をないがしろにする訳ではない。国際線の基幹空港は成田であり、羽田空港の国内線需要にも対応する」と明言。拡張後半年間では、国際線3万回、国内線は1万500...