危険情報の提供徹底に向け問題整理−イエメンの日本人旅行者誘拐で再発防止

  • 2008年5月22日

日本旅行業協会(JATA)事務局長の奥山隆哉氏によると、先ごろイエメンで旅行中の日本人女性2名が誘拐されたことに関して、JATAと全国旅行業協会(ANTA)、日本海外ツアーオペレーター協会(OTOA)が問題の整理を進めている。今回のケースは、実際に旅行を企画したのは中東を得意とする第3種の旅行会社で、ランドオペレーターともつながりがあり、第1種の旅行会社に包括的な企画を持ち込んでいた。この関係性のなかで、第1種の旅行会社は自社の主催責任をあまり認識しておらず、初動が遅れた。ランドオペレーターは、実績...