日本航空、JALカード株式49%を三菱UFJに売却−売却益は航空運送事業に投資

  • 2008年5月7日

日本航空(JL)は5月2日、JALカード株式の売却先として、三菱UFJファイナンシャル・グループ(MUFG)子会社の三菱東京UFJ銀行と決定した。売却する株式は議決権比率で49%にあたる3950株で、売却額は「420億円超」(JL広報部)という。株式譲渡と代金授受は7月1日に実施する。JLは売却益を、「航空運送事業を中心に投資する」考えで、低燃費機材の導入も視野にいれており、財務体質の強化も進めるという。JALカードは今後、ジェーシービーを含む3社で提携し、新規顧客の獲得、商品・サービス開発で協力す...