全日空、航空機売却で115億円の特損計上−業績予想には織り込み済み

  • 2008年2月29日

全日空(NH)は2月28日に開催した取締役会で、航空機の売却契約締結を決議し、2008年3月期決算で、約115億円の特別損失を計上する。ただし、この決議はNHの機材調達戦略に基づくもので、2007年4月27日に発表した業績予想には機材更新の一環として織り込み済みで、業績予想数値の変更は、連結、個別ともにない。売却する機材はボーイングB747-400型機が3機で、3月に売却契約を締結、6月に売却する予定だ。なお、売却先は三菱商事が設立する特定目的会社で、NHは同社とのオペレーティングリース契約により、...