アジアでのIC乗車券の相互利用実験開始へ−国交省の検討委が中間報告

  • 2007年12月19日

国土交通省が設置するIC乗車券等国際相互利用促進方策検討委員会は12月18日、第4回委員会を開催し、中間報告に2009年度、韓国や香港、シンガポールなどの国々と共同で、相互利用の実験を開始することを盛り込んだ。IC乗車券は、ICチップや読み取り方式の規格が各国で異なり、現状では相互利用ができない。同委員会では、1枚のIC乗車券でアジアの各都市の交通機関を利用し、シームレスな旅行を実現することを目的としており、実現すれば交通機関だけでなく、電子マネーとして商品の購入も可能となる。実施国は、このほか中国...