冬柴国交相、留任で観光立国を全力で推進、観光庁はその柱と位置付け
国土交通大臣として留任した冬柴鐵三氏は8月28日に業界紙記者会見を行い、平成20年度予算の概算要求で盛り込んだ「観光庁」を中心として、「観光立国に省を挙げて取り組む」と意欲を語った。また航空行政についても、アジア・ゲートウェイ構想に則り、関西国際空港、中部国際空港の国際拠点空港としての機能強化や、地方空港の原則自由化など、「日本固有のオープンスカイ政策」を推進していく考えだ。冬柴氏は観光立国基本法について、「基本計画も閣議決定され、進むべき道は見えてきた」と語り、観光庁の設立を実現した上で、インバウ...