ジャルパック梶社長、旅行業主導で「第2の開国」、出国率30%に向けた提言
JATA国際観光会議の基調講演でジャルパックの梶社長は、日本人の出国率30%を目標とすべきと提案、具体策を示しながら、日本市場の成長性、未来像を語った。現在の日本人の出国率は13%ほどで、約1740万人。梶氏が語った30%の出国率が実現すると、3600万人の出国者数となる。これを旅行業界が主導する「第2の開国」と位置づけ、物理的、心理的な開国をしていく必要があることを呼びかけた。日本の出国率は台湾の34.5%、ニュージーランドの44.7%、イギリスの108.3%などと比較して低い。伸び悩みの要因につ...