JATA、添乗員の労働問題などで検討部会を設置、「経営の重要課題」
日本旅行業協会(JATA)は5月1日から、旅行業経営委員会内に添乗員問題検討部会を設置する。これは、近年の募集型企画旅行の約9割、受注型企画旅行の約5割が派遣添乗員が務めているものの、添乗員を目指すなり手が減少、定着率も悪化している状況を踏まえたもの。また、各地の労働基準監督署から派遣会社、あるいはJATA会員会社に対して添乗員の労働問題に関して指摘を受けており、現状の問題点に対する改善を目指す動きだ。添乗員問題は2年前に「JATA・TCSA定例協議会」を設置し、計19回の会議を実施。同協議会は3月...