テロや暴動で欧州が低下、予想に反し海外全般も悪化に、JATA業況調査

  • 2005年12月22日

日本旅行業協会(JATA)が11月7日から21日にかけて実施した旅行市場動向調査によると、海外旅行の現況は前回の予想に反してさらに後退した(回答数:会員企業249社)。現況の海外旅行DI値はマイナス15ポイントで、前回より3ポイント悪化し、前回想定した予測より14ポイント下回っている。バリ島のテロや暴動などの影響が大きいという見方が多く、特にロンドンテロで需要が落ちていたヨーロッパは、フランスでの暴動を受けて一気にマイナス21ポイントに落ち込んだ。3ヶ月後も鳥インフルエンザやテロ活動が活発化のため業...